服部燕山ブログ

普通の音大生から日本の音楽の世界へ!自分の国の音楽は知らないことだらけだった

バグダッドカフェ

私の家にはテレビがなく、もっぱらYoutubeとU-Nextを見ています。

 

前々から気になっていたけど、以前はいっていたほかの配信サイトでは見れなかった「バグダッドカフェ」があったので大喜びで鑑賞。

(U-Nextはニュー・ディレクターズ・カット版)

 

○ストーリー

アメリカの西部の砂漠に夫婦で旅行に訪れていた派手なドイツ人の女性ジャスミン。夫とけんかをして衝動的に砂漠真ん中で車を降り、さびれたモーテル「バグダッドカフェ」にたどり着く。

バグダッドカフェには怒りっぽい女主人ブレンダの他、ピアノが大好きな少年やカウボーイのような格好の壮年の男性、腕のいい彫師の女性など様々な人たちがいます。

ブレンダの怒りっぽい性格でカフェには緊張感があり雑然とした様子。

行く当てのないジャスミンはブレンダとそりが合わず何度も怒らせてしまいますが、生まれ持ったジャスミンの人柄が人々を癒していく…

 

というようなお話。

名作と呼ばれる作品ですが、派手な演出や大きな事件が起こるわけではないので人によっては「つまらない」と感じる方もあるかもしれません。

個人的にはこういうゆっくりと時間が進むような映画は大好きです。「かもめ食堂」が好きな方は楽しめる映画だと思います!

 

特に私が好きなのは、途中で仲間が一人いなくなってしまうシーン。

これも何も事件は起こらなかったのです。たとえ大きく見ればいい変化だったとしてもそれによって別れもある…そういうことって皆さんも経験があると思います。でも誰も悪くないのです。

 

ストーリーも平和で笑顔になれる素敵なものなのですが、映像の色がすごくきれい!

砂漠の中にたくさんの色が鮮やかにうつっています。ジャケットの写真もとても印象的。

 

ただ、最後のセリフが私には理解できず…。

いろいろ調べてみると以前の翻訳では違う言葉だったようです。

どちらのニュアンスが近いのでしょうか。またいつか見たら理解できる日が来るのかもしれません。

 

U-Nextのバージョンだと108分と見やすいのでぜひ見てみてください。

 

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